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薬膳療庵:新山崎物語り

原因を探り当てる。

先ず最初に殆どの人は、病院、それも皮膚科の門をくぐるだろう。そこで、診察すれば、ヒルドイドが出てくるが、これは血流を良くするだけ、中には何時間も待たされ、顔も見ないで、チラッと患部を見るだけ、そんなご経験はありますか?
 何度塗っても、なんとも良くならないということで、次に又病院へ行くと、今度は最も恐ろしい、ステロイド、この軟膏が出てくる。その次は、プロトピックなる、史上最強の免疫抑制剤が出てくる。
だが、本質の確信犯は白癬菌の場合が少なくはない。白癬菌の癬とは、カナを打てばたむし、即ち昔は田に居る虫。頭皮白癬、ぜにたむし、しらくも、いんきん他、生後間もなくから中には感染します、これが貰い白癬、ちなみに医学では駆除は出来ません、カビの一種的な細菌、相当いろんな種類などがあります。人の皮膚の角質層当たりのケラチン、ここに痒みを発する、時に靴下の臭み、そしていろんなところに飛んで、悪化が起こります。稲作水耕田の我が国には、国民病でもあります。そして最も手ごわく、苦戦をするのが、爪白癬、お風呂の足ふきマットで家族全員アトピーってのも、先ず私はここからも入ります。

 中には、抗ヒスタミン剤や謎めいた漢方の煎じ薬や、ステロイドほど強力ではないが、亜鉛化軟膏など、だが一向に良くなる気配など、夢のまた夢。
 これが、厚生労働省のガイドラインだから、逆らえないし、これらは、どこで調べても、「この薬は、アトピー性皮膚炎を治す薬ではありません」
そう記載して有ることをご理解していただきたい。

 この薬などの事は後で記載するが、何が原因か、深く探らなければ解決には程遠い。火元を消さないと、煙は消えない。殆どの人はアレルギー検査なる言葉を耳にした事があるだろう。この検査ほどいい加減なものは私は無いと思う。IgE抗体がどうのこうの、これはハウスダストやらに反応する抗体、昔戦後の日本には、ダニやらが沢山どこの家にもいたのではないか?スギ花粉だというが、杉の木は昔から沢山有る。

暴飲暴食をしたら肌が荒れる。たったこれだけです。それが、個々に便となって現れる。判断は、これだけである。無論そのような便なら、相当の悪臭のガスが出たり、便秘か下痢ではないだろうか?
体にとって、排泄しなければならないものがあるから、体の外に出そうとする力、それが発疹として現れる。それが痒みだが、間違ってはいないことも事実である。要は、その人にとってのアレルギー物質、これも角質層下のケラチン、格好の白癬菌の餌である。まぁ「掻きたいという気持ちを起こさせる衝動」それは何か体の中で起こっている異常を知らせるシグナルだと考える。

 個人差で幾つもこのパターンに進む道程が有ると思います。決して一つではありません。中には産まれてすぐ、もっと深く考えれば生まれる前のお腹の中で、すでに免疫のなんらかの関係が有ると思われますが、成長の過程で、回復や改善を何度も見てきました。

 先ず、暴飲暴食!その一つに、消化不良、これは奥が深い。幾つもの過程を推理推測し、仮説を幾つも立てなければならない。肌荒れの原因、それは肌の介在細菌の餌、ビオチン、ビタミンHですが、これが形成されるのは、腸内細菌善玉菌が、分裂の時に出す有る特殊なガス、これが、腸内内膜の動脈に入って運ばれます。腸の状態がよくない場合は、このビオチンが形成されません。

 消化不良は大きく分けて、薬などの副作用、早く食べ過ぎ、消化を促進する食べ物を食べていない。ピロリ菌、萎縮性胃炎などの胃のトラブルなどか、もう一つ重大な事は、胃は、消化器の中で特別、胃酸と蛋白質を溶かすペプシンなる酵素、ここも注目しなければならない。
 それらが、正常に分泌されていなかったりすると、不完全燃焼の消化物が、吸収されることとなる。あっさり言うと、いくつもの悪さが重なったとき、そしてもうステロイドとかでは何ら改善が見られないこと。


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